【最大5万円の助成金がもらえる!】奄美の年越しのごちそう「ウヮンフネ」づくりを体験しよう!

奄美大島旅行をご計画中のみなさまへ、とってもお得な「体験プログラム利用促進助成事業」のお知らせです。

奄美大島で合計 6 人泊以上の宿泊をする方で、ご滞在中に指定の体験プログラムを 2 つ以上利用された場合、最大 5 万円までの助成金を受け取ることができます。

助成事業について詳しくはこちらをご覧ください。

奄美大島を旅する楽しみは何でしょうか?キレイな景色?温暖な気候でリラックス?

「旅先での楽しみと言えば食事!」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、「島の食×体験」プログラム!

今回は、奄美大島内の5市町村が共同で企画している「奄美満喫ツアー助成事業」の助成体験プログラムの中から、「あまみシマ博覧会2019冬 大和村プログラムNo.2 旧正月・ウヮンフネづくり」をご紹介します。
うわんふね作り

 

ウヮンフネとは?

みなさん、年越しはどのように過ごされますか?年越し蕎麦を食べるという方がほとんどではないでしょうか。奄美大島では年越しの料理といえば「ウヮンフネ」。年越し蕎麦は食べず、家族で「ウヮンフネ」を食べて年を越します。

では一体、「ウヮンフネ」とは何なのでしょう?

奄美大島の言葉で、豚のことを「ウヮ」や「ゥワ」、もしくは「ンウワー」、骨のことは「フネ」と言います。間の「ン」というのは標準語の「の」という格助詞。

したがって、「ウヮンフネ」は直訳すると「豚の骨」で、ここでは「塩漬けした骨付きの豚肉を煮たもの」を指します。ウヮンフネヤセ(豚骨野菜)と呼ぶこともあります。

豚肉を塩漬けしたものは保存食として世界各地にありますが、「ウヮンフネ」もその一つ。

 

奄美大島では昔ながらの行事は旧暦で行うので、年越しのチャンスは新暦の大晦日と旧暦の大晦日の2回あるのです。

また、年末以外にも「ウヮンフネ」を体験したいという方のために、「NPO法人TAMASU」では、体験プログラムを用意しています。

 

ウヮンフネづくり体験!恵子先生に教えていただきます

 体験会場は大和村国直(くになお)集落の公民館。名瀬市街地からは車で約25分です。うわんふね作り

「ウヮンフネづくり体験」の指導しているのは、国直集落・区長の村上恵子(むらかみ けいこ)さん。うわんふね作り

こちらはウヮンフネに使う、ツワブキ(島名:ツバシャ)。

うわんふね作り

ツワブキを山で採って葉を落とし、茎の部分を茹でてから皮をむき、水にさらしてあく抜きします。

流水に2日ほどつけないといけないので、ここまではあらかじめ準備してあります。

うわんふね作り

ツバシャの皮むきは地味で時間がかかる作業です。寒い時期は特に、黙々とやっているとつらいですね。

「こういうのはね、みんなで集まってワイワイ話をしながらやると楽しいのよ」と恵子さん。

確かに、年末になると集落でよく見かける風景です。
うわんふね作り

続いては豚肉。

お肉屋さんから購入した、ソフトボールくらいの大きさの骨付きの肉を使います。
写真では小さく見えるかもしれませんが、こちらで10キロもあるんですよ!

うわんふね作り

塩をたっぶり摺りこんで3日間置き、一晩水にさらしてある程度塩を抜きます。
こちらも時間がかかるため、あらかじめ塩抜きをしたものが用意されています。
うわんふね作り
この塩の抜き加減がウヮンフネの味に大きく影響するので、慎重にやらないといけないそうです。
しかしながら、細かな分量や手順は無し!目で見て、感覚で作業していく。難しいですね!

 

さあ、調理体験スタート!!

恵子さんのウヮンフネづくりの特徴は3つ。

1つ目は、豚肉は1kgぐらいの大きなかたまりを使うこと。

2つ目は、塩豚と野菜類は別々に煮ておいて、最後に合わせること。

そして、3つ目は野菜類の中に昆布、ツバシャ、ドコネ(大根)そして、フル(葉ニンニク)を入れること。

フルは成長途中の若いニンニクの葉でニラのような形をしていますが、香りはニンニクそのもの。奄美大島ではよく食べられる食材ですが、ウヮンフネにフルを入れるのは珍しいです。
里芋や田芋(水田などで栽培されるサトイモ)を入れる家もあります。

 

いざ、調理スタート! みんなで野菜を切ります。

ツバシャは長ければ半分に切り、ドコネは皮をむいて大き目にカット。フルは5cmぐらいの長さにカットします。

その間に大鍋に水を沸騰させて豚肉を入れ、一度茹でこぼします。
うわんふね作り

もう一度鍋に水を入れて沸騰させ、再度豚肉を茹でます。

茹で汁には豚の出汁がしっかりと出ているので、そこに野菜や昆布を入れて煮込みます。
味付けは、島ざらめと薄口しょうゆ。味をみながら加減していきます。

野菜が煮えたら豚を鍋に戻します。

最後にフルを投入して火が通ったら完成です。

うわんふね作り

 

いよいよ楽しみの試食会!家々に代々引き継がれるレシピの内容は?

味付けは家庭によってさまざま。
しょうゆ味が濃いところもあれば黒砂糖も入れて少し甘辛くしているところなど、それぞれの家の味があります。

「どれもウヮンフネであり、正解も間違いもない」と恵子さん。
まさに、家庭の味、ふるさとの味なんですね。
さて、いよいよお楽しみの試食タイム!

ツバシャ、塩豚、大根、昆布の絶妙な塩加減。そして、口の中でホロホロとほどける塩豚の旨みがなんともおいしい!
フルのパンチある香りも効いています。

うわんふね作り

時折鼻から抜ける塩豚の香り。「これ食べたからもう年が越せるね」と恵子さんが笑います。

みんなで作って食べるとさらにおいしいですね。

 

今年の塩加減はどうだったねー、というのも年末の欠かせない話題

味付けの分量を聞くと、

「あーん、いつもだいたい目分量なのよね。味見をしながら、これくらいだったねって」と恵子さん。

「毎年、食べ終わってから今年のはベストだったねーとか、ちょっと塩を抜き過ぎたかもねーとか、塩がちょっと強かったねーとか。その年のウヮンフネの品評会するのも年の瀬の行事の一つなのよ」

味付けは舌で覚えて帰りましょう。
持ち帰った味を、各家庭で変化させていくのもまた良いですね。

うわんふね作り

 

体験は「あまみシマ博覧会」限定!お申し込みはお早めに

奄美の伝統的な年越し料理ウヮンフネづくりを体験してみませんか?
ウヮンフネは飲食店などではほとんど食べられないので、とても貴重な体験になりますよ。

体験に参加される方の多くは、観光客や転勤で奄美に来られた方など。
女性の方が多いのかと思いきや、小学校高学年ぐらいから80歳くらいの方まで老若男女さまざまな方が参加されているようです。

ちなみに、ウヮンフネづくり体験は「あまみシマ博覧会」限定です。
お申し込みはお早めに。

 

奄美満喫ツアー助成事業について

奄美満喫ツアー実行委員会では、「体験プログラム利用促進事業」として、奄美大島の自然・伝統・文化など地域固有の資源を活用した体験プログラムを利用された方に、各市町村の宿泊数に応じて助成を行っています。

助成を受けるためには、奄美群島外にお住まいであること、助成対象の体験プログラムを2つ以上利用することなど、いくつかの条件を満たす必要があります。

助成事業の詳細は奄美市のホームページでご確認ください。

【助成事業に関するお問い合わせ先】

あまみ満喫ツアー実行委員会(事務局 奄美市紬観光課)
住所:〒894-0026 鹿児島県奄美市名瀬港町13-1
電話番号:0997-52-1148

【写真提供:NPO法人 TAMASU】

NPO法人 TAMASU

店舗名:NPO法人 TAMASU
住所:鹿児島県大島郡大和村国直85-1
電話番号:0997-57-2828

体験プログラム名:あまみシマ博覧会2019冬 大和村プログラムNo.2 旧正月・ウヮンフネづくり
体験料金:3,000円(昼食・材料費・保険料・お土産含む)
所要時間:10:00~12:00 約2時間
実施日:2019年2月3日(日)限定開催、前日までに要予約
催行人数:最少4名から最大10名まで

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

Webクリエイター、ITサポーター、奄美大島紬のポケットチーフ「フィックスポン奄美」代表。東京出身。縁あって奄美大島出身の夫と結婚。以来毎年奄美大島を訪れ、2012年奄美大島に移住。奄美の自然、人、文化、食べ物が大好きで、島の隅々まで日々探検中!

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