【島ジューリ漫画|vol.5】アンダギーといもてんぷら

うがみんしょーらん。

私は瀬戸内町地域おこし協力隊の才木と申します。趣味のイラストや漫画を使い、奄美のおいしい島ジューリ(島料理)を、私なりの視点から全6回でご紹介させていただきます。

■島ジューリ漫画(全6回)■

【島ジューリ漫画|vol.1】奄美の郷土料理といえば『鶏飯』は外せないの!?
【島ジューリ漫画|vol.2】奄美の家庭料理ニムンとは?
【島ジューリ漫画|vol.3】シマッチュはやっぱり落花生が好き!
【島ジューリ漫画|vol.4】クーニャとはなんですか?
【島ジューリ漫画|vol.5】アンダギーといもてんぷら
【島ジューリ漫画|vol.6】これがホントの島の味コーシン

第5回目の島料理は、「アンダギー」と「いもてんぷら」をご紹介します。

今回は瀬戸内町の嘉鉄(かてつ)小学校の授業へ伺ってまいりました。

地域住民を先生としてお招きして、子どもたちに伝統文化や暮らしを伝える授業を行っており、この日は、嘉鉄集落の方々から料理を教わる日でした。

私の他に、学校の子どもたち、学校の先生、お母さん、お父さん、お兄ちゃんたちが参加しました。


家庭の味、昔から親しまれているおやつ

アンダギーとは、ドーナツのようなもので、アンダゲーとかアンダーゲと言ったりします。

沖縄県のサーターアンダギーと似たものです。今はスーパーに行けばホットケーキミックスのようにアンダギーを簡単に作れるミックス粉が手に入ります。それだけメジャーなお菓子です。家々で作り方が違い、家庭の味としても定着しているようです。

けれど、子ども達によると、おうちで手作りしたものを食べたことはなくて、スーパーで出来上がったものを食べるのだそうです。料理教室に一緒に参加されていたお母さん達に聞いても、やはり出来上がったものを購入しているようです。

 

いもてんぷらのいもは嘉鉄小学校で5月から育てた紫芋を使用します。

11月に掘り起こし、2月のこの授業の日まで大切に保管していたもので、「少し甘みが弱いので、お菓子にするには…」と心配されていたのですが、「方法があるから大丈夫よ」と地域の先生から心強い言葉をかけて頂いていました。

これは手順の所で詳しくご紹介します。
illust5-1

アンダギー

 

材料

 

薄力粉500g

黒糖(粉糖)400g

卵4~6個

揚げ油

水(アンダギー丸めるのに手につける用)

 

手順

薄力粉に黒糖(紛糖)を加え手で混ぜる。

卵を溶いたものを加え、さらに混ぜる。

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ねっとりとする感触にきゃいきゃいとはしゃぐ子ども達。(写真に見えるホットケーキミックスは、もしかしたら使うかもしれないと準備しておいたものだそうですが、結局使いませんでした。)

 

少し柔らかいぐらいに粉を仕上げる。

揚げ油は170℃~180℃になったら中火~弱火。

ボウルなどに水をはっておき、指先に水をつけ、手のひらで丸め、油に入れる。

水をつけすぎるとべちゃべちゃになってうまくまとまりません。

illust5-2

中まで火が通っているかは切って確認するといいそうです。

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強火にして引き上げる。

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大きさが不ぞろいだと揚げ時間に差が出てしまうので同じ大きさに揃えた方が良いです。
子どもたちにはそれが難しかったようですね。
ただ、たとえ大人でも、料理レベル低めな私にも揃えるというのは難しいかもしれません。

子どもたちが作ったアンダギーを見て、お母さんたちから思わず「かわいい~!」の声。
そこには1センチ大くらいの可愛らしいサイズのアンダギーが!
子どもが作ったものって、どうしてこう可愛く見えるのでしょうか。

大きさはお好みですが、3センチくらいのものが一般的のようです。

 

いもてんぷら

 

材料

 

サツマイモ

薄力粉

白糖(サツマイモが甘ければ必要なし)

揚げ油

 

手順

サツマイモをスティック状に切り分ける。あく抜きをすると色味がきれいに仕上がります。水気はきっておいてください。

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卵を溶いたものを加え混ぜる。

そこに薄力粉を加え混ぜ、白糖を加え混ぜる。(サツマイモが甘ければ必要なし)
これが、甘みの足りないサツマイモでも美味しく仕上がるコツです。
黒糖ではなく白糖にすると色味がきれいに仕上がります。

揚げ油は170℃~180℃になったら中火~弱火。

火が均等にまわるよう、厚みの差を均一にして2~3本重ねて揚げる。

illust5-3

フォークなどでいもに火が通っているか確認しながらやるといいそうです。

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強火にして引き上げる。

 

いよいよ、念願のいただきますの時間です!

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アンダギーも、いもてんぷらも、私も参加者と同じで冷めたものしか食べたことがありませんでした。
どちらもほんのーりと甘い、優しいお味です。

アンダギーは出来立てでふんわりと仕上がったものは初めて。美味しかったです。こうやって一から作れば好みの甘さに調整できるからいいですね。

いもてんぷらは、ホクホクとやわらかくて、甘くて美味しい立派なおやつです。紫芋をつくることから始めていたお話を思い出すと、余計に美味しく感じてしまうから不思議ですね。

子どもたちにいたっては何も言わずにバクバクと食べ、おかわりを何度もしていました。とっても良い笑顔で食べていましたよ!

自分たちで作ったから余計に美味しいでしょうね。子どもたちに負けないように私も作ってみたいと思います!

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料理が無事に終わってホッとした地域の先生のお二人。料理だけでなく伝統踊りも上手で嘉鉄集落で頼りにされている方々です。今日はありがとうございました。

 

おまけ:島のお菓子紹介

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「いももち」

別名、にんじんもち。

サツマイモが入ったもちで、色味がにんじんぽいから、にんじんもちというのだそうです。なんとも可愛らしい発想です。簡単に出来ることからお茶請けとしても親しまれています。お弁当に添えられることもあります。

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

瀬戸内町地域おこし協力隊として情報発信ばかりしている主婦。2013年から主婦をしている割には、料理に対する苦手意識から手抜き料理ばかりの為、料理レベルが一向に上がらないのが悩みから諦めに移行中なのが悩み。2016年に風光明媚な瀬戸内町の蘇刈集落へ移住。「移住は奄美」をキャッチフレーズにコアな瀬戸内町の情報をSNSなどで発信。 HP:http://iju-amami.strikingly.com/ SNS:Twitter&Facebook&Instagram「移住は奄美」

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