海まで10秒!とびきりの笑顔と地場産料理が魅力の宿「マリンテラス」

島宿

2016/05/02

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麓 卑弥呼

龍郷町赤尾木マリンテラスのオーナー

「いらっしゃい~!」。いつもニコニコ笑顔のおばちゃんとおじちゃんが出迎えてくれる、アットホームな宿が龍郷町赤尾木にあります。料理はおばちゃんが採ってきた魚介や島内産の野菜などを使ったものが中心。しかも海までわずか10秒!魅力満載の宿「マリンテラス」を訪れてみませんか?

 

「親戚が遊びにきたような感覚」でおもてなし

外に並ぶデッキチェア

「マリンテラス」のオーナーは永野幸雄さんと月江さんご夫婦。
オープンのきっかけは、食堂などで勤めていた料理上手の奥様・月江さんが、「年をとっても続けられる仕事をしたい」と考えはじめたこと。
「私は人をもてなすのが大好き。じゃあ、島の食材を使ったもてなしを大々的にやってみようかなと決めた」と月江さん。こうして2011年に”原野を切り崩し”てオープンしました。

「親戚がうちに遊びにきたような感覚で、もてなそうね、って主人といつも言っているの」と月江さん。家庭的なもてなし感覚を大切にしているそうです。

 

オーシャンビューのかわいいお部屋

龍郷町赤尾木マリンテラス、オーシャンビューの客室

部屋は、シングル2部屋・ツイン3部屋・トリプル2部屋の計7部屋。2階部屋はすべてオーシャンビュー!シンプルで清潔感ある内装が好印象です。

通常のバスルーム(共同)があるほか、オーナー手作りの五右衛門風呂も人気です。

 

龍郷町赤尾木マリンテラスオープンウインドウのテラス

海が見えるオープンウインドのテラス!天気がいい日の朝ごはんはこちらでいただきます。

 

島食材満載 おいしいに決まってる、心づくしの料理

龍郷町赤尾木マリンテラスこだわりの食事

一番の自慢である料理は、月江さんのこだわりが詰まっています。

イザリ(夜に行う伝統的な潮干狩り)名人でもある月江さんが採ってきた旬の海の幸は、新鮮で滋味あふれる、これ以上はないほどのご馳走です。さらに、島の野菜などの食材を豊富に使った創作料理はどれも絶品。

取材日のテーブルに並べられたのは、月江さんが採った島タコを中心とした刺身盛、生姜がアクセントになったタコ飯、皮から手作りのビッグ餃子、甘辛い豚軟骨・・・宿泊客からは「おいしい!」と歓声が湧いていました。

また、島の植物や果実で酵素を手作りしていて、料理にも適宜使用。美容にも健康にもよい酵素は、女性にはうれしい限り。希望すれば酵素パックなどのエステメニューも受けられます。

 

クチコミで人気に おもてなし力は外国人観光客にも◎

龍郷町赤尾木マリンテラス、食事の様子

「マリンテラス」はインターネットの宿泊サイトからの予約が多く、外国人観光客も頻繁に訪れるそうです。

「毎年訪れてくれる方や、親子二代に渡って顔を出してくれるお客さんもいて、本当にうれしいですね」と話す月江さんと幸雄さん。
リピーター続出の魅力は一度訪れてぜひお確かめください。

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この記事を書いたフォトライター

麓 卑弥呼

麓 卑弥呼

ライター/しーまブログ編集長。東京都出身。大学時代に訪れた与論島にはじまり、縁あって奄美大島の新聞社に新卒で就職。さらに縁あって島人と結婚し、自らが島人となり奄美に完全に根を下ろす。フリーライターなどを経て2014年にしーまブログに入社し、現在に至る。

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