トロッと濃厚な味わい。磯の香りが口いっぱいに広がる「漁師料理 番屋(ばんや)」

島食

2016/03/17

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しーまブログ編集部

番屋の海鮮丼

龍郷町円(えん)集落にある、「かがんばなトンネル」。このトンネルごしに夕日が見える現象は「龍の目」と呼ばれ、奄美の夕日スポットとして有名だ。そして、かがんばなトンネルからほど近い場所に、海の幸を美味しく食べさせてくれるお店がある。

40年以上続く漁師が営むお店「漁師料理 番屋」。
新鮮な魚介類を使った料理が驚く安さで提供されている。
名物は海鮮丼、ウニ丼、伊勢エビ汁など。多くの地元客、観光客で賑わう人気店だ。

 

番屋のイセエビのいけす

※魚介類は海の状況や禁漁期間もあり、食べられないこともあります。あらかじめご確認の上ご来店ください。

お店のいけすの中をのぞくと、新鮮な奄美産の伊勢海老やサザエが。
地元の漁師から直接仕入れることができるので味、ボリューム、値段と三拍子揃ったお店になっている。

番屋の店内

広々とした店内には座敷席とテーブル席があり、ゆったりくつろげる。個室も完備。

番屋のうに丼

※魚介類は海の状況や禁漁期間もあり、食べられないこともあります。あらかじめご確認の上ご来店ください。

番屋の代名詞といえばウニと伊勢海老。
ここで食べられウニは、島で「ガスツ」と呼ばれる「シラヒゲウニ」。
トロッとしていて、濃厚な味わいが絶品。磯の香りが口いっぱいに広がる。

イカ、タコ、魚の刺身、海草が一緒に食べられる「海鮮丼」も人気。
色んな味を楽しみたい方はこちらがオススメだ。

一緒についてくる真っ黒い汁物は、島で「マダ汁」と呼ばれているイカ墨の汁。
インパクト大の見かけと違い、食べて見るととてもまろやかな味わい。これを目当てに来るお客さんもいるとか。

番屋の外観

ちなみにかがんばなトンネルにちょうど夕日が入り、「龍の目」のように見られるのは、一年のうち春分と秋分の前後10日と限られた時期。それ以外の時期は夕日が少しずれてしまうけれど、美しい夕景が見られるスポットには間違いない。

「かがんばなトンネル」から番屋までは、車で約15~20分ほど。最高の夕日を見た後は、ぜひ絶品料理を楽しんでみては。

《飲食店の詳細は のんびり奄美で掲載中!》

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2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ

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