【体験型観光~大和村編①】風に身を任せ海上を漂う爽快感~SUP~

島遊

2016/05/28

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中村 修

スタンドアップパドル(SUP)をする人たちと夕日

SUP(サップ) Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)

今、巷で話題の「SUP(サップ)」をご存じだろうか?(SUP:Stand Up Paddleboard)SUPは浮力の大きいボードに立ち、パドルを漕いで水面を移動するウォータースポーツ。大人から子供まで気軽に楽しむことができるアクティビティとして近年人気を博している。奄美大島でも愛好者が増え、各地の海水浴場でSUPを楽しむ姿を見かけることが多くなった。

SUPの起源は意外と浅く10数年前にハワイで始まったといわれる。新しいスポーツなだけに利用法に厳密な決まりはなく、楽しみ方はまさに「十人十色」。オーソドックスにパドリングを楽しむ「海上散歩」から、荒波に乗る「パドルサーフィン」、釣りとマッチングした「SUPフィッシング」など様々。最近ではボード上でヨガを行う「SUPヨガ」といった変わり種メニューが登場するなど楽しみ方は無限だ。水上という特殊なフィールドでありながら様々なアクティビティと相性が良く、思い思いの楽しみ方ができるのがSUPの魅力だろう。

国直集落まるごと体験(大和村国直集落)では、全長3メートルのロングボードを利用してSUP体験ツアーを開催している。大きくて安定性があり、表面が柔らかいソフトボードを使用しているので初心者でも安心して乗ることができる。小さなお子さんなら二人乗りも可能なので家族や仲間と一緒に楽しめるだろう。また、同体験では犬用のフローティングベスト(S・M・Lの3サイズ)の無料レンタルも行っている。ベストを装着すれば泳ぎの苦手なワンちゃんも安心してボードに乗せることができるので、犬とSUPを楽しみたい愛犬家にお勧めのサービスだ。

“スタンドアップ”パドルと呼ばれるSUPだが必ずしも立ち上がる必要はない。膝立ちで漕いでも十分な推進力があり、足腰への負担も少ない。なにより海中に落ちる心配のない“シットオン”パドルなら初心者のハードルもグッと下がるだろう。また、体力に自信のない方やゆっくりと過ごしたい方には「ゆらゆら流れSUPツアー」がおススメだ。SUPには大敵の「風」だが、同体験では回収用のボートと伴走することによって安心して風に流されるのを楽しむことができる。風に背中を押されながら漕ぐもよし、箱眼鏡で珊瑚礁や熱帯魚を観察するもよし、いっそのこと横になって昼寝するのもありだろう。風に身を任せ海上を漂う爽快感はSUPならではだ。

国直海岸でSUPを楽しむなら夕日の沈む時間帯に漕ぎだすのも一興だ。西の空が茜色に染まる頃、海水浴に興じる子供らの声を背に沖へ出る。ボードにまたがり標高0メートルの視点から水平線に沈む夕日を眺めてほしい。夕日と波と潮風に包まれる時、きっとあなたの心と体をリフレッシュさせる神秘的なパワーを感じるに違いない。

《体験・アクティブ施設は のんびり奄美で予約可能!》

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この記事を書いたフォトライター

中村 修

中村 修

島おこしプランナー/NPO法人TAMASU代表。故郷の奄美大島、国直集落を愛するあまり会社を辞めNPO法人を設立。奄美大島の自然や文化を活用した島おこし活動に取り組む。現在は地域住民と共に「国直集落まるごと体験ツアー」を開催し集落民一体となったシマ(集落)づくりを目指す。

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