龍が眠るシマ、龍郷町円集落 まあるくまったりゆったり、時が流れる商店へどうぞ

一年のうち、春分と秋分の時期だけに見られる、神秘のサンセット「龍の目」。

これが見られるのが龍郷町円集落にあるかがんばなトンネル。時期になれば観察ポイントには連日たくさんの見物客が訪れるが、のどがかわいたり小腹がすいたときは、せっかくなので集落内の商店を訪れてみてはどうだろう。

 

島暮らしで必要な5要素

円集落唯一の商店が「フレッシュまどか」。

どこにあるのだろう?と初めての人でも迷うことはないだろう。県道沿いにしっかりと看板がでていた。

DSC_0733

「酒・氷・釣りエサ・食料品・雑貨」

シマ暮らしに必要なこの5要素で客を誘導する。

看板どおりに進めば、すぐに到着!

DSC_0720

「こんにちは~!」 「はい、いらっしゃい」。
入り口のすぐ横のレジには、代表の奥村潔さんが出迎えてくれた。

DSC_0716

 

 

商店散策 こんなものやあんなものまで

DSC_0715

想像よりも広い店。どんなものが置いてあるのだろう?シマの人々の生活が見えるから、ついつい何がおいてあるのか散策してしまう。

DSC_0704

 

島の家庭料理に欠かせない、味噌は種類豊富。お茶請けにはつぶみそを、お味噌汁などには米すりみそを使う。

DSC_0711

昔から親しまれてきた島のお茶は、定番ネットに入ってごろんと転がっていた。ツルグミの枝や幹を煮出して飲む「くび木茶」だ。

DSC_0708

 

集落のなかには龍郷町立円小学校がある。子供の人数はどんどんと減り、今は一ケタ台になっているのだという。それでも子供たちがほしがるお菓子や鉛筆などの学用品もそろっていた。

シマ(集落)のよりどころ

DSC_0729

「まどか」は、かつては集落共同出資の売店だったが、1995年から奥村さんが店を引き取り、「フレッシュまどか」をオープンさせたのだという。

取材中もお客さんが次々訪れて、なんやかんや買ったり話をしたりとなかなか忙しそう。集落の人々の寄り処的役割も担っているのだろう。

DSC_0713

龍の目のシーズン中には、観察ポイントに多くの見物客が集う。
このサンセットを、集落の人たちも見に行ったりするのだろうか?という素朴な疑問。奥村さんに尋ねると、「1回だけ見に行ったね。いや、夕陽は穴に入らんかったけどね」とのお答え。

DSC_0702

シーズンにはたくさんの人々たちが集い、にぎわうスポットとなるが、そのすぐ先では、小さな商店が普段と特段変わらない日常を営んでいるのだ。

DSC_0031-1-1024x681

集落にある商店を見れば、その集落のことがだいたいわかる気がする。
それはいわば、集落の活気度や人々のライフスタイルを知るバロメーター。

本当のシマの暮らしが垣間見えるから、商店めぐりもたまには悪くない。

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

ライター/しーまブログ編集長。東京都出身。大学時代に訪れた与論島にはじまり、縁あって奄美大島の新聞社に新卒で就職。さらに縁あって島人と結婚し、自らが島人となり奄美に完全に根を下ろす。フリーライターなどを経て2014年にしーまブログに入社し、現在に至る。

関連記事SCENERY 島景

Copyright © 2016 一般社団法人あまみ大島観光物産連盟 All Rights Reserved.