【奇祭、美祭、楽祭】シマッチュ文化に欠かせない奄美のお祭り7選!

うがみんしょ〜らん。しーま編集部です。

奄美大島ってとても、お祭りごとが多い島。

ほとんどの伝統行事は旧暦を基準に執り行われており、集落や地域といった単位で多様性があるのが特徴です。

シマッチュ(島人)が大切に守ってきたお祭りですが、意外とオープンマインドなのも奄美の風土、といったところでしょうか。
観光できた方にも「おいで〜一緒に楽しもう」と言ってくれるところがほとんど。集落に溶け込み、体感することによって奄美大島の魅力をより感じられるかもしれません。日程が合えば参加してみるのはいかがでしょうか。

国指定重要無形民俗文化財として指定されている祭り、「奇祭」と呼ばれる変わったものまで様々な奄美のお祭り(伝統行事)を集めてみました♪

 

①【旧暦8月初丙の日】400年の歴史を誇る龍郷町•秋名集落の豊年祭「ショチョガマ」「平瀬マンカイ」

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龍郷町にある秋名集落では毎年旧暦の8月初丙の日にアラセツ(新節)の行事として「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」を行います。

山と海の神様(稲霊)を招き、来期の稲の豊作を祈願する国指定重要無形民俗文化財として指定されている祭事です。

朝(ショチョガマ)•夕(平瀬マンカイ)と二つに分けて行われます。

集落を望む山に、稲わらで「ショチョガマ」と呼ばれる片屋根を作り、この上に集落の男衆が乗ります。日が昇る前から皆で歌を歌い、日の出とともにショチョガマをゆり倒します!その荘厳さと迫力は必見もの。毎年多くの人が見学に訪れます。

夕方の平瀬マンカイも、岩の上で神へ祈る姿が神秘的です。

詳しくはこちら▶︎400年の歴史を誇る龍郷町•秋名集落の豊年祭「ショチョガマ」「平瀬マンカイ」

 

②五穀豊穣を祈願する豊年祭(宇検村芦検集落)

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奄美大島の各集落では夏から秋にかけて「豊年祭」が行われていますが、特に宇検村ではその形が色濃く残っています。

五穀豊穣を祈願し、今年の収穫を祝い、また来期の豊作を祈る祭。スタイルは集落ごとに少しずつ異なるので、複数訪ねてみるのもいいかもしれません。上写真の芦検集落では、まわしをつけた男性が掛け声をかけながらゆっくり一歩ずつ練り歩く「振り出し」が名物です。

くわしくはこちら▶︎五穀豊穣を祈願する豊年祭・宇検村芦検集落

 

【旧暦9月9日】加計呂麻島に伝わるユーモラスな仮面の芸能「諸鈍シバヤ」

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加計呂麻島の諸鈍(しょどん)集落に古くから伝わる芸能、諸鈍シバヤ。

800年前に、源平合戦で敗れた平家が島に流れ着き、島民を楽しませるために始めたと言われています。

「シバヤ」は「芝居」のこと。大きな特徴は、演目のすべてがシバヤ人衆(にんじょう)と呼ばれる集落住民の男性のみで演じられること。国の重要無形民俗文化財に指定されており、毎年島内外から多くの見物客が訪れ、盛り上がりをみせます。

くわしくは▶︎加計呂麻島に伝わるユーモラスな仮面の芸能「諸鈍シバヤ」

④【旧暦8月】突撃レポート!奄美大島に移住して初めての大和村思勝集落「キトバレ踊り」

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大和村思勝集落の「キトバレ」とは、「祈祷ばらい」が短縮されたもの。

奄美の秋の祭事であるミハチガツ(アラセツ、シバサシ、ドゥンガ)において、アラセツとシバサシの間に行われます。集落みんなで輪になり、唄い踊りながら各家を回って行きます。

くわしくはこちら▶︎突撃レポート!奄美大島に移住して初めての大和村思勝集落「キトバレ踊り」

 

⑤【旧暦8月15日】色鮮やかな伝統行事~五穀豊穣を願う、加計呂麻島西阿室集落の「テンテン踊り」

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加計呂麻島の西阿室(にしあむろ)集落では、華やかな花飾りをもって踊る「テンテン踊り」が豊年祭として行われます。

まわしを締めた男性が、花飾りを左右に揺らしながら、土俵の周囲を練り歩きます。花飾りがキッチュでとてもかわいいんです♪

くわしくはこちら▶︎色鮮やかな伝統行事~五穀豊穣を願う、加計呂麻島西阿室集落の「テンテン踊り」

⑥【旧正月】男女向かい合って手踊りで福を招く~ひとつの集落だけに現存する伝統行事「節田まんかい」

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奄美の昔の合コン??現在では老若男女が混じって行われますが、年頃の男女が向かい合って歌いながら手踊りをしながら、ユーモアたっぷりの掛け合いをします。

「まんかい」とは福や人を招くという意味。以前は笠利全域で行われていたというこの行事。今は節田にしか残っていない、貴重なお祭りです。

くわしくはこちら▶︎男女向かい合って手踊りで福を招く~ひとつの集落だけに現存する伝統行事「節田まんかい」

⑦【旧暦10月16日】女装して、顔を隠して、歌い踊る! 大和村湯湾釜の奇祭「ムチモレ踊り」

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大和村の湯湾釜(ゆわんがま)集落では旧暦の10月16日に種下ろし行事として「ムチモレ踊り」行われます。400年もの歴史のあるこの行事は風呂敷などの薄い布で顔を隠し、男性が女性物の浴衣を着て唄い踊りながら集落一軒一軒に餅をもらいながら練り歩くお祭りです。

気になるその由来はこちら▶︎女装して、顔を隠して、歌い踊る! 大和村湯湾釜の奇祭「ムチモレ踊り」

 

 

いかがでしたか?

お祭りの最後にはみんなで輪になり、チヂン(太鼓)と三線に合わせて八月踊りや六調を踊ります。わからなくても大丈夫!みんなの輪の中にいるだけで自然に楽しくなってしまいます。

集落の方々が大事に守ってきた文化。島をより深く感じたいと思ったらぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

ほとんどの行事が旧暦に合わせて開催されるのですが、他の行事との兼ね合いで日程をずらすことも。各市町村役場もしくは区長さんに確認をとって参加してみてくださいね。

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ

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