【奄美×釣りのススメ】おいしくて楽しい!ビギナーでも手軽に釣り入門

奄美で釣り

海に浮かぶ奄美大島では、釣りは島人の日常レジャーのひとつ。穏やかな海にのんびりと釣り糸を垂らす太公望の姿が、そこかしこで見ることができます。

釣りは、もちろん魚を釣って食べる楽しみもありますが、例え釣れなくても奄美のゆるやかな時間と自然の豊かさを実感できるレジャーです。

私自身、奄美に移住をしてハマったことの一つが「船釣り」。

釣り初心者がチャレンジしやすい「船釣り」を、奄美大島南部の大島海峡で、釣りビギナーズとチャレンジしてきました!

 

釣りを始める前の基本のキ


3月のとある日の朝…

瀬戸内町古仁屋の港に集まったのは、釣り初心者のメンバー。
この日は仕立て船で釣り道具は一切持たず、
船宿の「款爾丸(かんじまる)」さんにお任せで、船釣りにチャレンです。

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釣りと言っても、実はいろんな釣り方があるのはご存知ですか?

堤防や浜辺から釣りをする方法もありますが、私がビギナーの方にオススメしたいのは「船釣り」です。

釣りを始めるには、まずは道具が必要になります。
竿・糸(ライン)・リール・仕掛け(リグ)・針(フック)・餌(ルアー)など、釣りに必要な道具一式を「タックル」と呼びます。
しかし、釣り初心者が始めにぶち当たる壁、「何を揃えたらいいのか分からない。」

釣具屋さんに相談して、道具を揃える方法もありますが、私がビギナーさんに「船釣り」をオススメしたい理由がここにあります。

それは、だいたいどの船宿(釣り船屋さん)にも、レンタルの釣り道具を置いているので、手ぶらでチャレンジできること。一度体験してみれば、どんな道具が必要かわかるので、そのあと自分で購入していくのもいいですね。
また、船釣りには「乗合船」と「仕立船」の2つのシステムがあります。

「乗合船」‥
知らない人同士が同じ船に乗って釣りをします。一人でもフラッと参加することができるのがメリットです。ただし、知らない人が隣同士になることもあるので、迷惑をかけないように釣りのマナーをしっかり守りましょう。
「仕立船」‥
貸切船のこと。出港・帰港時間を自由に決められる他、気の合う仲間同士でワイワイと楽しむことができます。ただし、乗合船に比べると費用が高くなる場合があります。

 

今回私が乗り込んだのは、友だち同士で貸し切った仕立船。

救命具を身につけて、いざ出港です!!

奄美の釣り

 

船釣りを始める前の基本のキまとめ

①まずは船宿を選びましょう。
釣りに行きたい日にちや人数を伝え、集合時間や場所を確認しましょう。

②船釣りビギナーさんの持ち物リスト
・釣りタックル(レンタル品を貸してくれる船宿もあります。)

・防寒着(海の上は風を感じて寒い時があります)
・日焼け止め(紫外線対策は必需品!)
・汚れてもいい服装
・滑らない靴
・汚れてもいいタオル(魚臭さが気になることも)
・昼食やお菓子
・飲み物
・酔い止め薬(船酔いをする方は必須!)

事前に船宿に持ち物を確認してみましょう!

 

さっそく釣りにチャレンジ!何が釣れるかドキドキ…


出港から船を走らせること、約30分。
この日はべた凪で、大島海峡から少し外洋に出たところが第一ポイントです。

ポイントに着くと、さっそく船頭さんが丁寧に餌の付け方や竿の使い方を教えてくれました。

この日の餌は新鮮なキビナゴ。
(このままお刺身にして食べたいなぁ…)

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左手で餌を持って、右手で針を差し込みます。
餌の付け方を分かりやすく教えてもらえるので、初心者も安心です。

奄美釣り

 

この日はなんと「電動リール」を使った釣り。
電動リールと聞くと、プロの人が使うようなイメージがありましたが、この電動リールのおかげで水深100メートル以上の海でも疲れることなく楽しめます。

船頭さんから、竿のしゃくり方(あおり方)や底の取り方、タナ取りを習います。

「竿をしゃくる(あおる)」‥
竿をあおって、餌などを本物の生きた餌のようにみせる動き。
「底を取る・タナ取り」‥
餌を魚がいる層に届けるためには、まず海底の水深を測ることが大事です。重りを海底まで届けることを「底を取る」と言います。重りがトンと着底したら、魚がいる層に合わせてラインの長さを調節します。そのことを「タナを取る」と言います。

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餌の付け方と竿の使い方を習ったら、いよいよ仕掛けを投入します。

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青い海に餌を放つ瞬間がドキドキ。いってらっしゃーい!
ぽかぽか陽気の中、竿先の反応に集中させて海底の魚の動きを想像します。
(あぁ、このまま船の上でお昼寝したい…)

のんびりと構えていたその時でした!!!!

 

 

私ではなく、隣の友人の竿に当たりが!!!!

奄美の釣り

その日一発目の当たりに、船の上では何が釣れるのかと大興奮です!

魚の引きに合わせてリールを巻きます。
電動リールのいいところはボタン一つで釣り上げられるところ

水深120メートル付近から上がってきた魚は…

 

鯛が釣れましたー!!!

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ひな祭りが近かったので、友人はお祝い用の鯛が釣れたと大喜び!

奄美の釣り


(さぁ、私も負けじと釣るぞ!)

当たりがなければポイントを変え、何度も何度も竿を振ります。

釣りの難しいけれど面白いところは、潮の流れで釣果が異なることだそうです。
昨日は釣れたポイントでも、時間帯や潮の流れが変われば今日は全然釣れないことも。

素人ではなかなか潮を読むことはできませんが、やはり船頭さんは経験値が違う。
「お客さんに釣らせたい」という想いが伝わってくるので、こちらも真剣です。


何度か竿を投げていると、私にもヒットが!!!

釣れたのはこちらの小さめな「オジサン」でした。(ちょっとがっかり。)

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そこで、船頭さんが「このオジサンを使って泳がせ釣りをしましょう!」と。

 

「泳がせ釣り」‥
小魚などの生きた餌を泳がせて、その餌を食う大物を狙うこと

奄美の釣り

 

小魚が大物に変わるならぜひ!と、
先ほど釣れたオジサンを餌としてつけて、いざ海中へ!
ビッグファイトを期待して、生き餌のついた竿を友人に託すことに。

小魚に大物が食いついてくれるのを待つこと数分…。

ピクピクッと竿先が反応したかと思った瞬間、
ググーッと竿先が海中に引っ張られていました。

「大物の当たりが来たかな!?」
船上ではワクワクドキドキ。自分の竿を置いて、一同見学。
緊張感が走ります。

でも、当たりがきてもすぐにリールを巻くのではなく、魚が完全に小魚を飲み込むのを待ちます。
この駆け引きが楽しい!

 

さらに待つこと数分…

「あれ?動きがなくなりましたね…。一度餌を上げてみましょう。」と船頭さん。

生き餌を上げてビックリ!!

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頭だけ残して、身が食べられていました。

「大物の魚さん、上手に食べましたね!!!」

きっと、あの当たりはカンパチだったに違いない!と悔しい思いを胸に
それぞれの持ち場に戻るのでした…。

 

釣りをする上での注意点


初心者でも楽しめる船釣りですが、いくつか注意点があります。

1)船頭さんの言うことをしっかり聞きましょう。

船頭さんは、お客さんの命を預かっている身。
お金を払っているからと言って、お客様は神様だと思わないでください。
船頭さんはポイントごとに水深を教えてくれたり、竿の使い方を教えてくれたりするので、しっかり耳を傾けるようにしましょう。
船頭さんの言うことを聞くことが、釣れる釣りをするポイントです。

2)船上での釣りのマナーを大切に

複数の人と一緒に釣りに行く場合、挨拶、譲り合いは当たり前。
お互いが気持ちよく釣りができるように心がけましょう。

3)根掛かりに気をつけましょう

根掛かりとは、海底の岩やサンゴなどの障害物に仕掛けが引っかかってしまうことです。
根掛かりをしたら、焦らず対応しましょう。
無理に引っ張ってしまうと、ライン(糸)が切れて海底に仕掛けを残してしまい、環境にもよくありません。
根掛かりの対応がわからない場合は、船頭さんに声かけを。

4)オマツリに注意!

オマツリとは、他人の仕掛けと自分の仕掛けが絡まることです。
初心者にはよくありがちですが、竿を下ろした時にライン(糸)をしっかり張っていないことが原因です。
オマツリしたと思ったら、こちらも焦らずに対応しましょう。

ちなみに、取材のこの日もオマツリをして、船頭さんが手際よく解いてくれました。

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お互い釣りのマナーを守って、楽しい時間にしたいものですね!

 

船釣りの番外編


 

船釣りで楽しみなのが、釣りをしながらの食事タイム。

おにぎりを片手に、釣りを楽しみます。
事前に船宿に相談したら、船上で魚を捌くことができるかもしれません。
釣ってすぐのお魚をその場で食べる楽しみ、味わってみたいですね。

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また、船釣りは一度海に出ると長時間、陸に帰ってこれません。
そこで心配なのが、「トイレ」でしょう。

款爾丸(かんじまる)」は簡易トイレがついているので、女性も安心!

海を眺めながらのこの解放感、最高です。(笑)

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はたして本日の釣果は!?


この日の釣果はこのような感じでした。

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大物がヒットした感覚が手元に残り、悔しい思いもありましたが、
ビギナーにとっては十分楽しめる釣果でした。

 

釣った魚は、鱗と内臓をとって下処理をして、古仁屋の居酒屋で調理してもらいました。

ん〜!やっぱり自分で釣った魚は美味しいっ!!

奄美の釣り

みなさんも、ぜひ奄美での釣り、楽しんでみてはいかが?

款爾丸(かんじまる)

ブログ:https://teamkanji.exblog.jp/

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

鹿児島市出身。夫の転勤で奄美大島へ。転勤族でも子育て中でも働きたい!を求めて、ママの働き方応援隊による「赤ちゃん先生プロジェクト」に参画中。ベビーマッサージの講師としておうち教室の運営や、瀬戸内町の空き家をリノベーションし、ママが子連れで働ける空間作りに挑戦している。

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