島への想いをデザインに。奄美テイストのTシャツを作る店「Sunny Days / サニーデイズ」

SunnyDaysのTシャツを着る女性

年間の平均気温が20℃を超える奄美大島では、
Tシャツは一年を通して活躍する、島のマストアイテムだ。

手に入れるなら着心地がよく、自分らしいデザインのTシャツが欲しい。

そんな人には、奄美テイストのデザインTシャツ「Sunny Days (サニーデイズ)」の服がおすすめ。

奄美、SunnyDays店舗外観

店舗は奄美空港の目の前、レンタカー店が建ち並ぶ一画にある。

店内には、オリジナルデザインのTシャツをはじめ、ユーズドやセレクト品、ハンドメイド雑貨など、オーナーこだわりの品々が所狭しと並ぶ。

お客は20~30歳代を中心に、サーファー風の男性から親子連れ、観光客など、様々な人達が訪れる。

「Sunny Days」には、どうやら幅広い客層のファンがいるようだ。

あっまい
、SunnyDays店内

一番の人気はやっぱり、オーナーの祈 省吾(いのり しょうご)さんがデザインした奄美テイストのTシャツ。

奄美大島の地図や島のバナナなど、さりげなく描かれた島のモチーフが奄美ファンの心をくすぐる。

デザインは、祈さんがその時々の想いを込め、時間をかけて制作。
プリントが仕上がると、ハンドメイド担当の奥様が、ひとつずつブランドタグを縫い付けて店頭に並べるのだそう。

奄美、SunnyDays商品

「最初はTシャツ10着からのスタート。まだ、ぜんぜん食べていける感じじゃなかった」と、オープン当初の思い出を懐かしそうに話す祈さん。

奄美、Sunny Days店主の祈省吾

12年前、デザインの専門学校を卒業後、実家の雑貨屋をアパレルショップとして再オープンさせた祈さん。
ある日、奄美大島の地図をロゴ風にアレンジし、Tシャツにしてみたら、 これは良い!と思えるものが出来上がった。

島のモチーフを、周囲がお洒落と感じてくれるのか自信はなかったが、店頭に並べてみると「こんな物が欲しかった!」と、意外にも大好評。

その後は少しずつ客足を伸ばし、オープンから5年たった頃、ようやく 「この仕事でやっていける。やっていこう」と思える様になったのだとか。

今では店舗運営のかたわら、新作を毎年10~25種類作って販売し、オーダーTシャツ、各企業とのコラボTシャツを制作。
その上、奄美大島出身のミュージシャン「カサリンチュ」のツアーグッズも手掛けるなど多忙な毎日だ。

Sunny Days祈省吾さんが手がけたカサリンチュTシャツ

話に耳を傾けているうち、奄美で暮らす私の気分にピッタリなデザインを見つけた。

オープン5年目「この仕事でやっていける」と思った祈さんが、
想いを込めて作ったデザイン「アンカー(船の錨)Tシャツ」。

「自分はこの仕事で奄美にアンカーを下してやっていこう。
このTシャツを着る人も、それぞれの場所で自分のアンカーを下せますように」

そんな想いが込められているそうだ。

Sunny DaysのアンカーTシャツ

平日の午後なら、店内は比較的ゆったりと時間が流れている。
祈さんと一緒に、あなたもお気に入りの一着を探してみては?

今の気分にピッタリなTシャツが、きっと見つかるはずだ。

※Sunny DaysはHPで通信販売もしている。
直接店舗に行けない方は、下記のURLから購入するのもおすすめ。
URL:https://sunnydays.shop-pro.jp/

写真提供:Sunny Days

《特産品の詳細は のんびり奄美にて掲載中!》

Sunny Days

住所:鹿児島県奄美市笠利町和野474
TEL:0997-63-0395
営業時間:10:30~19:00
定休日:水曜日
Instagram:https://www.instagram.com/sunnydays_amami/?hl=ja

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

関西出身。縁あって奄美で結婚。転勤族の夫と供に奄美群島各地を回り、2015年奄美大島に落ち着く。奄美の島々を回るうち、各地の風土・風習・歴史の違いに強く惹かれ、大好きな絵や文を通じて、その魅力を発信していきたいと思うようになる。

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