南国の植物と美しい蝶との出会い「ビッグⅡ フルフラガーデン」

島遊

2016/07/08

ペン

しーまブログ編集部

奄美のショッピングセンターと言えば、龍郷町の「ビッグⅡ(ツー)」。
品揃えが豊富で、日用品からお土産までカバーしてくれる頼もしいお店です。
そんな「ビッグⅡ」には、なんと植物園もあるのです。

奄美ビッグツーのFull Fula Garden(フルフラガーデン)

「Full Fula Garden(フルフラガーデン)」。
「Full flowers」「Fruits&Flowers」の2つの意味が込められ、その名の通り、花があふれ、南国の果物が実る庭の季節ごと年ごとに変化していく姿を楽しめます。

奄美ビッグツーのFull Fula Garden(フルフラガーデン)

広々とした通路は、車いすの方でも通れるように、との配慮から。
ガーデン内では、ブーゲンビリアやデュランタなどの花のほか、パパイヤなどの果実も見ることができ、ドラゴンフルーツの無農薬栽培も行われています。

奄美ビッグツーのFull Fula Garden(フルフラガーデン)

 

南国の花といえばハイビスカス。
フルフラガーデンでは、園内のハイビスカスの花は自由に摘むことができます。
ハイビスカスは1日花と呼ばれ、花を咲かせると翌日には萎れてしまうため、 「咲いた花を南国風に楽しんでもらいたい」との思いから、休憩所にヘアピンなども用意されています。
ハイビスカスの髪飾りをつけて、記念撮影はいかがでしょうか。
(ただし、つぼみは絶対に摘まないでください)

 

フルフラガーデンのもう1つのお楽しみは、ガーデン内にある「蝶ハウス」(4~9月開園)。

日本では最大級の大きさと言われる「オオゴマダラ」。
喜界島、与論島以南の南西諸島に分布する蝶です。

奄美ビッグツーのFull Fula Garden(フルフラガーデン)の蝶ハウス

悠然と舞う姿は、ゆったりとした島の雰囲気を表しているかのよう。

季節を問わず繁殖し、成虫の期間も長いので、いつ行ってもその姿を見ることができます。

成虫になると、条件が良ければ半年も生きるという「オオゴマダラ」。
蝶の多くが成虫の期間は10日から長くても数か月と言われるので、その長さは驚異的です。

 

「オオゴマダラ」の珍しい金色のさなぎも見どころです。

奄美ビッグツーのFull Fula Garden(フルフラガーデン):オオゴマダラのサナギ

 

 

家族でゆっくり散歩して南国の植物に触れるもよし、ハイビスカスをまとって島ガールになりきるもよし、蝶の優雅な舞に癒されるもよし。
奄美の植物や蝶に囲まれて、ゆったりと優雅な時間を過ごしませんか。

 

 

ペンアイコン
この記事を書いたフォトライター

しーまブログ編集部

しーまブログ編集部

2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ

Related Articles 関連記事