奄美を、深く、知ることのできる旅。【サンセットバスツアーin瀬戸内町体験レポート:前編】

奄美大島の最西端、夕陽の景勝地として知られる瀬戸内町西古見での夕陽観賞をメインに、集落散策や島の素材のBBQまで楽しめるサンセットバスツアーin瀬戸内町が10月8日に開催されました。その魅力をお伝えします。

奄美西古見の三連立神を照らす夕日

西古見の三連立神を照らす夕日

 

出発!シマッチュバスガイドのレア情報に盛り上がる

スタートは奄美大島の中心部、奄美市名瀬のAiAi広場での集合から。昼食を各自で済ませて、13時頃に出発です。

奄美大島南部に当たる瀬戸内町は北部よりも山が深く、名瀬から古仁屋まで向かう道は、どんどん自然が色濃くなっていくさまが眺められます。途中で、国内では沖縄県・西表島に次ぐ規模のマングローブを持つ住用町を通り過ぎます。バスの中からでも雄大に広がる景色に圧倒されますよ!

瀬戸内町サンセットバスツアーのバスガイドと運転手
車中で島グチ、シマ唄も交えた軽快なトークをしてくれるガイドさんと運転手さん。島在住者だからこそ知る、レア情報をたくさん教えてくれます。

14時には古仁屋の海上交通の要を握る、「瀬戸内町 古仁屋 海の駅」に到着。海の駅内で瀬戸内町の名物などをショッピングして、いよいよ今日のメインの西古見集落へ向かいます。

 

一路、奄美大島最西端・西古見集落へ

バスツアーの魅力は、まずは運転をしなくていいので景色がゆっくり眺められるところ。山々の濃い緑と、開けた場所から見える景色に車内では時折歓声が上がっていました。
また、普通の車より車高が高いバスは、より景色を楽しむのに適しているそう。島ならではの情報を親しみがもてる島グチを交えて話してくれるバスガイドさんの話を聞きながら過ごしているとあっという間に時間が過ぎていきます。

奄美海と山の見える風景
奄美南に向かうバスからの風景
行く道すがらも美しい海が眺められます。

西古見集落は、サンゴの石垣が残る静かで昔ながらの風情がある集落。奄美大島最西端に位置し、加計呂麻島、請島、与路島が一望できる景勝地です。

古仁屋からはかなり入り組んだ山道を約1時間半ほどかけて登っていきます。
久慈公園の特徴的な松

途中休憩で久慈集落にある、久慈公園へ。こちらの大きな松は独特の形で横に伸びています。久慈集落にも戦跡である、旧海軍給水施設跡があり、こちらも車内から眺めることができます。

 

戦跡めぐり~詳しいガイド付きだとよくわかる!

瀬戸内町西古見の区長さん
そして、いよいよ西古見集落へ。現在の西古見の区長さんがお出迎えしてくれます。まずは旧陸軍の観測所跡を訪問。こちらは掩蓋式観測所跡と言い、旧日本陸軍が昭和15年に射撃目標の距離と方向を観測するために作ったもの。

瀬戸内町西古見にある旧陸軍の観測所跡

観測所内には、ここから見える地形が記された図が今でも残っています。

加計呂麻島、請島、与路島を一望できる眺めを現地にある地図を見ながらチェックするのも楽しい。

瀬戸内町西古見観測所から見える風景図

瀬戸内町西古見観測所内部の穴

区長さんによると、観測所内部の穴は、戦争時に鉄が足りなくなり、観測所の不必要な部分を抜いたからできたものなのだとか。

瀬戸内町西古見観測所内部の穴

個人的に行くだけでは知ることができない情報が得られるのもツアーの醍醐味のひとつ。集落のことを詳しく知ると、より、奄美のことが好きになれそうですね。

後編では、西古見の集落散策、シマ唄体験、サンセットを楽しみながらのBBQのご紹介をいたします!

(後編へ続く)

 

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夕陽を見るまえにあの人に会いに行こう。西古見に来たら一度は訪れたい「加商店」

サンゴの石垣と夕陽が美しい集落、戦跡や灯台、島影が望める絶景だらけの「西古見」

 

地域

鹿児島県大島郡瀬戸内町西古見

この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER

作家、ILAND identityプロデューサー。著作に『ろくでなし6TEEN』(小学館)、『腹黒い11人の女』(yours-store)。短編小説『こうげ帖』、『海の上に浮かぶ森のような島は』。2013年、奄美諸島加計呂麻島に移住。小説・コラムの執筆活動をしつつ、2015年加計呂麻島をテーマとしたアパレルブランド、ILAND identityを開始。

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