奄美大島の魅力を伝える「あまみっけ。」のPRアイドルになるべく立候補中のAKB48小嶋菜月さん。
これまで奄美についての勉強をしてきましたが、とうとう奄美大島に来島~!
ちょうど緋寒桜が咲いている頃で、一足早い春を奄美で感じてくれました。
まずは、自然豊かな南西部の村、「宇検村」で、奄美黒糖焼酎のメーカー「開運酒造」の工場見学へ。奄美黒糖焼酎は奄美でしか作ることのできないお酒で、米麹とサトウキビからできています。
工場見学では、スタッフが黒糖を溶かす作業や、蒸留のタンク、熟成庫など巡りながら、黒糖焼酎作りの流れを説明してくれました。
小嶋さんは、奄美黒糖焼酎が本物の黒糖を使っていくつもの工程を経て、時間をかけて作られていることにビックリ。
また、ここでは音響による振動を利用して、焼酎を熟成させる方法を採用しています。
貯蔵室はゆったりとしたクラッシック音楽が響き渡る不思議な空間。巨大なタンクのなかで、黒糖焼酎はこのクラッシック音楽の微細な振動に揺れ、おいしく熟成されていくそうです。
小嶋さんは「音の響きを与えているなんてすごい方法ですね。こんなに愛されて作られているからこそ、美味しいお酒ができるのですね。今度ぜひAKBの曲も使って欲しいです!」と感動していました。
工場見学の後、お腹が減ったところで目の前のレストラン「宇検食堂」へ。
ここでは穏やかな焼内湾でとれた新鮮な魚と、奄美の郷土料理を楽しむことができます。
窓からは美しい海とこんもりした山がのぞく、のどかな空間。
小嶋さんは「あ、私、奄美に来ているんだな」と実感できたそうです。
広くゆったりした店内でいただくのは郷土料理懐石!
前菜の「トビンニャ」という貝や地豆豆腐、赤ウルメの姿造り、油ソーメン、豚骨、車海老と椎茸の天ぷらなど、小嶋さんが驚くほどの量がテーブルにずらり。
そして、シメのご飯はやっぱり鶏飯! 鶏飯は、ご飯に鶏肉や錦糸卵、椎茸などの具材をのせて、最後に鳥の旨味たっぷりのスープをかけて食べる郷土料理。
「美味しい上に、量も多くて大満足です。次は家族とプライベートで来たい!」とご満悦です。
もちろん、工場で作り方を見たばかりの黒糖焼酎も一緒に!
「焼酎は今まで少し苦手だったけど、黒糖焼酎はクセが少なく、ハマってしまいました」
と、奄美大島は初めてにも関わらず、さっそく奄美の味に馴染んでいる小嶋さんでした。
宇検村は奄美大島の西側にあるため美しいサンセットが見られます。
ガイドサービス・サンクチュアリアマミでは、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が美しいタエン浜海水浴場で、約2時間の「サンセットシーカヤックツアー」を行なっています。
シュノーケリングやSUPで遊んだ後に、シーカヤックに乗って、日没の時間を海上で静かに楽しむ魅力的なツアー! 大自然に囲まれて見る夕陽は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
宇検村
宇検食堂
〒894-3301 鹿児島県大島郡宇検村湯湾2937−86
電話: 0997-56-5656
Guide Service Sanctuary Amami
サンセットシーカヤックツアー<要予約>
5月~10月の海況、天候が良い日に催行。
料金は1名¥6,000-(レンタル代・保険代込み)カップル割り等の割引あり。
この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER
小海ももこ
小海ももこさんが書いた他の記事を見る新潟県十日町市生まれ。地方紙記者、農業、バックパッカーなどを経て、旅行雑誌や旅ガイドシリーズの編集に携わる。同時に、野外フェスの企画運営や、NPO法人で海外教育支援、震災復興支援を行う。2016年4月から奄美大島に移住。大和村地域おこし協力隊に就任。