昨年オープンしたこの『あまみっけ。』のPR動画として作られた、パペットアニメーション「あまみっけ。」を皆さんご存知ですか?
本場奄美大島紬の模様をしたテディベアのみっけが、奄美大島を旅するロードムービーです。
奄美大島の美しい景色とハートフルなストーリーが楽しめる動画はこちら。
みっけが初めて奄美大島に来てから一年。動画の中で紹介しきれなかった素敵なスポットもたくさん。新しいお店も続々と増えています。
一度訪れた人はまた来たくなる、奥深い魅力がある奄美大島。
みっけと共に、全6回で奄美の現在をご紹介します!
みっけの女子旅 Vol.1|空を飛び、こころに触れて、暮らすように泊まる1日目
▶みっけの女子旅 Vol.2|大島紬というルーツに触れ、大人ピクニックを楽しむ2日目
みっけの女子旅 Vol.4|マテリヤの滝でSUPし、国直ビール体験で大和村を楽しむ4日目
みっけの女子旅 Vol.5|ケンムンの村で釣りイカダとコーヒーを楽しむ5日目
みっけの女子旅 Vol.6|奄美の奥座敷・加計呂麻島で〝そのままの美しさ〟を知る6日目
RDA(Relaxing Days Amami)のツアーで大島紬を着て、奄美を満喫。
もりだくさんの1日目を終え、奄美の昔ながらのおうちで目を覚ましたみっけは、あらかじめ予約しておいたRDA(Relaxing Days Amami)のツアーに向かいました。
RDAは「五感を刺激する大人のための奄美旅」をモットーに、奄美の自然から歴史までをさまざまなプランで楽しめる現地ツアー会社。キュートなキャンピングカーで奄美のあちこちをより楽しむツアーに連れて行ってくれるところです。
実はみっけの身体は、ここ奄美大島で作られた大島紬でできています。
大島紬を着て、奄美の街を歩いてみたい。
そう思ったみっけは、RDAのアテンドのもと、龍郷町の本場奄美大島紬織元「夢おりの郷」へ向かいます。
大島紬を着つけてもらい、お話しをお伺いしているとみっけの足先と手先の模様は、大島紬の伝統的な柄である「龍郷柄」であることを知ります。また、身体全体の布は、大正時代の紬であることも教えていただきました。
大島紬は日本においてもっとも長い歴史を持つ織物であり、ペルシャ絨毯、ゴブラン織と並ぶ世界三大織物のひとつともいわれるほど、伝統と高い技術を持つ奄美が誇る工芸品です。
現在も手作業で、はた織りが行われています。
さまざまな人の手を経て作られた大島紬のことを知り、みっけはよりいっそう自分の体のことが好きになれました。
島料理を食べ、龍郷柄発祥の地で大島紬を着たまま写真撮影
RDAのツアーでは大島紬を着て、奄美ならではの景色の中、思い出に残る撮影ができます。
洋服を着たうえから着付けをお願いできるので、大島紬での奄美周遊の後、キャンピングカーで着替えてそのまま次のアクティビティに行く事も可能。
さまざまなスポットを巡ったあと、みっけ達は奄美市笠利町のお食事処「野のはな」のランチに向かいます。
ご夫婦の心のこもった数々の島料理は、バイキング形式でさまざまな種類が楽しめます。
油ゾーメンや豚足、ピーナツ豆腐、小豆粥など20種類以上のお料理がずらり。
やってくるお客さまに「大島紬、素敵ね」と褒められて、ちょっとよい気分になりながら、車に乗り込みました。
次にお伺いしたのは、龍郷柄が生まれた土地、龍郷町にある「西郷南洲謫居跡」。
奄美大島の地に約三年間潜居した西郷隆盛。この島で得た家族のために西郷が建てた家は、原型のまま再建され、今も残っています。
奄美の昔ながらの歴史ある建物で、その場所がルーツである龍郷柄の大島紬を着ての撮影は、みっけにとって、とても心に残るものになりました。
久しぶりの友達と、大人ピクニックを楽しむ
※現在大人ピクニックのプランは行なっておりません。
昨年奄美を訪れたときに出会った、アマミノクロウサギやハブ達。奄美のことをたくさん教えてくれた彼らを、みっけは夕暮れ時から始まるサンセットピクニックに招待しました。場所は奄美市名瀬の大浜海浜公園。
椅子やテーブル、カトラリー類はもちろん、花冠など女性が喜ぶアイテムも用意されたピクニックは、用意も片づけも不要。記念に写真も撮ってくれます。
海からの涼しい風に吹かれながら、奄美の自然の中での食事と久し振りの時間を楽しむみっけとハブとクロウサギ。
ロケーションのよさも相まって話は盛り上がるばかり。みっけはハブとクロウサギと語り合って奄美の夕暮れを過ごしました。
みっけの女子旅 Vol.1|空を飛び、こころに触れて、暮らすように泊まる1日目
▶みっけの女子旅 Vol.2|大島紬というルーツに触れ、大人ピクニックを楽しむ2日目
みっけの女子旅 Vol.4|マテリヤの滝でSUPし、国直ビール体験で大和村を楽しむ4日目
みっけの女子旅 Vol.5|ケンムンの村で釣りイカダとコーヒーを楽しむ5日目
みっけの女子旅 Vol.6|奄美の奥座敷・加計呂麻島で〝そのままの美しさ〟を知る6日目
撮影/トヨヤマコトネ
Relaxing Days Amami
営業所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木391
電話 : 0997-69-4676
HP:https://rda8787.tours/
大島紬体験 約4時間13,000円~(9月中旬より)
この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER
三谷晶子
三谷晶子さんが書いた他の記事を見る作家、ILAND identityプロデューサー。著作に『ろくでなし6TEEN』(小学館)、『腹黒い11人の女』(yours-store)。短編小説『こうげ帖』、『海の上に浮かぶ森のような島は』。2013年、奄美諸島加計呂麻島に移住。小説・コラムの執筆活動をしつつ、2015年加計呂麻島をテーマとしたアパレルブランド、ILAND identityを開始。