奄美に一足早い春の訪れが感じられるころ、各地でウォーキング大会が開かれ、多くの参加者が参加してにぎわいます。
1月下旬に大和村で開催されるのは「まほろば大和ウォーキング大会」。
家族で奄美の春を先取りして楽しむには絶好のイベント。
2018年に開催された「第15回まほろば大和ウォーキング大会」に参加してきました!
主催は大和村・大和村教育委員会。
奄美群島最高峰・湯湾岳の麓にある公園「奄美フォレストポリス」周辺を、森林浴をしながら桜並木を歩くというイベントです。
ファミリーコース(4キロ)、桜並木散策コース(6キロ)、チャレンジコース(8キロ)に加え、今年から新たに坂道のない、らくらくさんぽコース(1キロ)ができたので、より多くの参加者が楽しむことができました。
会場では、地場産の農林水産物の販売もあり、スタート前にはほぼほぼ完売状態。
その他、食べ物やお土産、地元の特産品などの販売コーナーもあります。
村長さんのご挨拶。
「平成29年に国立公園となった奄美群島ですが、大和村にも多くのスポットがあります。なかでもこの湯湾岳は、特別保護地区に指定され、貴重な動植物の宝庫です。」と、話されました。
地元スポーツクラブの先生による準備体操です。
老若男女入り混じって、入念にストレッチ。
スタートに向けて気分が盛り上がります。
いよいよスタート!!
スターターは、もちろん村長さんです。
初めはこんな感じの林道を、マイナスイオンをたっぷり浴びながら歩いていきます。
さすが南国・奄美大島、写真右のシダ植物の大きさにびっくり。ヒカゲヘゴと言います。
途中の給水所では、水、麦茶、クビ木茶(奄美で愛飲されているクビ木という木を煮出したお茶)を準備してくれています。
冷たいものと温かいものまであって、至れり尽くせり。
黒糖や漬け物のお茶うけまでつまむことができるので、ついつい長居してしまいます。
サクラが最高のタイミングで咲いています。
奄美のサクラはソメイヨシノではなく、ヒカンザクラ。
ですので、この時期が一番の見頃なんですね。
ここでは1000本のヒカンザクラを眺めながら、身も心もリフレッシュすることができます。
参加者たちも足を止めて撮影タイム。
去年は雨で大変でしたが、今年は何とか天気が持ちそうで一安心。
ソメイヨシノもいいですが、ヒカンザクラにもまた違った魅力がありますね。
ゴールの後は、豚汁とおにぎりの販売が。
まだまだ肌寒い季節、疲れて冷えた体を温めてくれます。
この後、とうとう雨が降りだしたのですが、恒例の抽選会も行われ、大会は大成功で終了です。
これだけ楽しめて参加費無料(食事は有料)ですので、参加しない手はないですよね。
山にある公園内で行われるので、豊かな自然と澄んだ空気を堪能することができる、このウォーキング大会。
農産物販売や豪華抽選会もあって、最初から最後まで楽しめます。
ご家族や友人と一緒に、ウォーキングをしながら桜の観賞や森林浴、健康作りをはかりませんか。
ちなみに、Iターンで移住6年目に突入の我が家は、3回めの参加。もちろんこれからも毎年参加したいと思っておりますので、次はぜひ会場でお会いしましょう!!
お天気が少し心配な時は、雨合羽を持参するといいかも…です。
大和村フォレストポリス
大和村名音1474
この記事を書いたフォトライターPHOTO WRITER
井田陽平
井田陽平さんが書いた他の記事を見る1974年生まれ。O型の乙女座。性格はポジティブ、根拠の無い自信は誰にも負けないと自負している。2012年(平成24年)に千葉県から奄美大島へiターン。妻とふたりで、子育てと島暮らしを満喫中。仕事は必要最低限、出来る限り家族や大切な人たちとの時間を多く過ごすというライフスタイルを基本に、子どもと戯れながら日々を過ごす。最近の悩みは、運動不足と高血圧。